佐敦道のビルで4月10日午前8時ごろ、火災が発生し、約2時間半後に消し止められたが、5人が死亡、41人が負傷した。香港メディアが伝えた消防の話によると、火災は最初に建物の1F(日本で言う2階)と2F(3階)のロビーで発生したものとみられる。建物内のテナントは主にゲストハウスとフィットネスセンターだったが、ゲストハウスは35軒に上るほか、1フラットを細かく仕切った極狭住居がたくさんあったため、救助には多くの人手が必要だったという。消防隊に救助された人は250人に上った。負傷者41人(18~94歳)のうち男性は16人、女性25人で、うち38人がやけどや煙による呼吸困難、すり傷、捻挫などで病院に送られた。 死亡した5人のうち、1人は7F(8階)から8F(9階)の階段の吹き抜けで、3人は2F(3階)の廊下で、1人は1F(2階)の天蓋で発見されたという。 逃走中に高所から転落したとみられる。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。