特区政府は1月23日午前4時、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の感染が蔓延している佐敦の4街を封鎖した。同日の香港メディアによると、封鎖されたのは呉松街、南京街、炮台街、甘粛街に囲まれたエリア。過去14日にこの制限エリアに2時間以上とどまった者は強制検査を受けなければならない。政府は封鎖された制限エリアに臨時サンプル採取ステーションを設置して検査を受けるよう要求。すべての人は検査結果が出るまで居住地にとどまらなければならない。行動が不便な人や高齢者には訪問してサンプル採取を行う。当局は3000人を動員し51カ所のサンプル採取ステーションを設置。24日午後1時までに約3000人の市民が制限エリア内の臨時サンプル採取ステーションで検査を受けたほか、作業員は制限エリア内50棟余りのビルで約1000世帯を訪問した。政府は48時間以内に約1万人の検査を完了し、25日午前6時までに封鎖を解除し市民が出勤できるようにすることを目標に掲げた。
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