新型コロナウイルス感染拡大により今や毎日の生活にマスクが欠かせないが、香港市民が消耗したマスクは20億枚と推算されるという。11月19日付香港各紙によると、環境保護団体の緑領行動(Greeners Action)が10月13~31日にオンラインアンケートを実施したところ、1095人から回答が得られ、うち92%が使い捨てマスクを使っていることが分かった。使い捨てマスクを選んだ理由については、81%が防護率が比較的高い、比較的衛生的と答え、35%は家にストックがあるからと回答した。一方、繰り返し使用できるマスクを選んだ人はその理由について、93%がエコだからと回答したほか、56%が常にマスクを買う必要がない、51%が価格が比較的安いと答えた。しかし、使い捨てマスクの使用が習慣になっている人の88%がマスクの使い捨ては環境に良くないと認識しており、うち68%はもしも新型コロナの感染拡大が続けば繰り返し使用できるマスクを使うことを支持すると答えた。

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