特区政府保安局の李少光・元局長が8月14日朝に死去した。享年73歳。15日付香港各紙によると、李氏は1974年に入境事務処の職員となり、98年に同処長に就任。2002年7月に廉政公署(ICAC=汚職取り締まり署)コミッショナーに任命され、初の規律部隊出身のICACコミッショナーとなる。03年8月に葉劉淑儀(レジーナ・イップ)氏(行政会議召集人)に代わって保安局局長に就任。12年に退官するとともに全国人民代表大会(全人代)香港代表選挙に出馬して当選し、13~18年の1期だけ代表を務めた。入境事務処時代の上司だった葉劉氏は、李氏の健康状態は問題ないと聞いていたことから知らせを受けて驚いたという。李家超・行政長官は「李少光氏は私の尊敬する先輩官僚だった」と哀悼の意を表した。
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