香港初の大規模な過渡的住宅である元朗の「同心村」が完成し、供用を開始した。6月16日の香港メディアによると、「同心村」は1800戸の住宅を低所得層市民に供給するもので、新鴻基地産(サンフンカイ・プロパティーズ)が建設し象徴料金1ドルで聖公会複利協会に賃貸して運営する。16日に行われた開幕式には林鄭月娥・行政長官が出席し、サンフンカイ・プロパティーズと聖公会複利協会に謝意を表明。わずか1年で1800戸の住宅を完成させたことなどをたたえた。「同心村」は元朗東頭山貝路に位置し、ユニット建築で4階建て8棟の住宅を建設した。1~5人用それぞれの物件とバリアフリー物件を備え、半分余りは2~3人用となっている。面積は130~324平方フィート。家賃は月2370~4950ドルとなっている。

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