新界・元朗で7月27日に「光復元朗」と題するデモ行進が行われる。
ネットユーザーを代表して警察にデモの申請を提出した鍾健平氏は24日、香港電台(RTHK)の番組に出演。今回のデモは特定の組織が主催するものではなく自身は元朗住民として届けを出したにすぎないと説明。
行進後に元朗駅前で集会を行うが、参加者の行為はコントロールできず、デモ行進後に衝突に事態になる可能性への懸念も示した。ネット上では元朗の村を焼き討ちするなどの言動が流れている。鍾氏は本土派組織「港人自決、藍色起義」の創設者である。
一方、元朗区の十八郷郷事委員会の程振明・主席らは元朗警察署に赴き許可を出さないよう要請している。デモは体育路水辺囲村遊楽場からMTR西部線元朗駅まで行進し集会を行う。21日の元朗での暴力事件は「越境テロ攻撃」であることを政府が認めるかどうかの回答と、独立調査委員会を設置して同日の事件を調査することを要求する。

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