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香港―政治

元香港衆志の周庭氏が刑期終え出所

服役中だった元香港衆志メンバーの周庭氏が6月12日に出所した。同日の香港メディアによると、周氏は2019年6月21日の警察本部包囲事件で禁固10カ月の判決を受け、即時収監された。大欖女懲教所で服役し、3分の1の刑期を差し引いて今年6月12日午前10時に刑期満了となり出所した。周氏はフェースブックに「苦しい半年と20日がようやく終わった」と書き込み、服役中に痩せたことから、よく休んで体を養うつもりであることなどを付け加えた。大欖女懲教所の前には同日朝、雨の中を100人余りの記者が周氏の出所を待ち構え、中には日本のメディアもいた。周氏が自家用車に乗り込む際にはメディアが取り囲み、黄色い傘を差して待っていた市民がスローガンを叫んだ。同じく警察本部包囲事件で服役している香港衆志の黄之鋒・元秘書長は禁固13.5カ月、林朗彦・元主席は禁固7カ月となっている。

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