入境検疫措置が8月12日から指定検疫ホテルでの隔離3日間と在宅医学観察4日間(3+4)に緩和された後、来港者が顕著に増えて来た。16日付香港各紙によると、先の日曜日に当たる13日の入境者数は7000人余り、出境者数は約5700人となり、検疫措置が緩和されて以降で最高に達した。「3+4」実施後は中国本土からの来港者はホテルでの3日間の隔離が終わった後、医学観察の完了を待たずして帰国することが可能となったが、卒業したばかりの留学生はフライト変更が不可能であることから香港で観光して帰国する様子も見られている。立法会の旅遊界選出議員である姚柏良氏は、海外に滞在する香港市民が香港に戻って仕事をするつもりや親類訪問のために香港に戻ろうという意欲が高まっていることや、海外に滞在する中国本土住民が直航便が予約できないために香港を経由する傾向があると指摘した。
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