航空業界は新型コロナウイルス感染症(COVID―19)によって打撃を受け、加えて特区政府の過去2年の入境制限によって海外航空会社の旅客機は香港への乗り入れを減少させた。だがカタール航空は一貫して香港への運航サービスを維持している。6月13日付香港各紙によると、香港が入境制限を緩和し始めたことを受け、カタール航空の最近の乗客量はすでに年初の新型コロナ流行ピーク時に比べ倍に増えた。7月からは香港発ドーハ行きのフライトを週5便から1日1便に回復させる計画で、その後の需要が増加すればフライトをさらに増やすことも想定している。カタール航空の陳昌耀・北アジア区総経理は、香港国際空港は多くの国・地域とを結ぶことが可能で、地理的優位性があり、中国本土との接続だけでなく海外旅行客も香港経由で東南アジア各国に向かうため、依然として重要な航空ハブであると指摘した。

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