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中国―政治

全国政協が閉幕、王滬寧主席が講話

7日間にわたった中国人民政治協商会議全国委員会(全国政協)が3月10日に閉幕した。同日の香港メディアによると、全国政協の王滬寧・主席が閉幕式で演説。王主席は、過去1年間の世界の変化の中で中国が「この国ならではの風景」という新たなページを開くことができたのは習近平・中国共産党総書記の指導力による決定的な影響があったと政協委員全員がみなしていると述べた。王主席は、政協は「四つの結束」の活動をしっかり行い、中国共産党の全面的指導を揺るぎなく堅持すべきと指摘。また「政協は自信を強化し、人々の心を集め、人々の心を温め、団結を築き、主旋律を歌い、積極的なエネルギーを伝えるために、より多くのことをしなければならない。政治協商会議の協議と他の形式の協議との調整と協力を強化し、解決策を考案し、合意に達し、感情を表現し、協​​議で団結を示し、中国共産党の政策の優れた宣伝者、大衆の利益の擁護者、社会の調和の促進者としての役割を果たす必要がある」と述べた。

政協会議に出席した多くの香港委員は、中国に対する全幅の信頼を表明。また、香港は国家に呼応し、粤港澳大湾区の各都市と相互に補完し合い、中国のさらなる発展に協力しなければならないとみている。全国政協委員の陳清霞氏は、この2つの会議で中国の経済発展に非常に自信が持てるようになり、5%の経済成長目標は達成できると信じていると述べた。また、丁薛祥・副首相、王滬寧主席、夏宝龍・香港マカオ事務弁公室主任らがさまざまな機会に、国は香港の発展を全面的に支持すると表明していることにも言及。香港の政協委員として、彼女は香港の将来の発展に非常に自信を持っていると述べた。全国政協委員の蘇昌栄氏は、政府活動報告で香港とマカオの経済発展を支援する必要性が言及されていると指摘し、香港は自らの優位性を生かし、改革を深め、経済発展と社会が新たな要求に適応できるようにすべきだと述べた。

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