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香港―社会

全市民強制検査、4月に先送り検討

新型コロナウイルス感染症(COVID―19)の全市民強制検査について政府内部では3月26日からの実施を初歩的に決めていたが、4月に先送りされる可能性が出てきた。3月9日付『星島日報』が伝えた消息筋情報によると、専門家の意見に基づくと全市民強制検査が最も適した時期は2つあり、うち1つはウイルス流行開始時、もう1つは流行が下火になってきてから終息するころで、検査を通じて残った感染者をあぶり出し伝播チェーンを断ち切る。ウイルス流行がピークの時に全市民の検査を行うのは効果が薄れるという。香港大学医学院が8日に発表した推計では4月末に感染者数が3けたに減少する。消息筋は、最終的に全市民強制検査を4月に先送りするかどうかは中央の意見を聞いているところだと明かした。

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