特区政府は間もなく新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）の全市民強制検査を行うものの、現在のところまだ具体案が確定していない。３月１日の香港メディアによると、政府は３月２６日から４月３日までの９日間に全市民強制検査を行うと報道。市民は３回のウイルス検査を行い、その間、全市民に４日間外出を禁止する可能性があるという。一方、政府はいわゆる「外出禁止」について実際の状況と社会各界の意見を考慮すると重ねて表明。市民に対して「政府が発表する情報に留意し、下心のある者が散布する噂にミスリードされて不要なパニックを起こしてはならない」と呼びかけた。政府は全市民強制検査は規模が大きいため詳細な計画を立てて十分な要員など準備を整えなくてはならないと指摘。現在まだ詳細な計画を検討している段階で、ひとたび決定すれば対外的に発表し、併せて広範な宣伝を行い、市民の誤解や混乱を防ぐと説明した。
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。
