林鄭月娥・行政長官は3月10日、保安局と発展局の局長とともに記者会見を行った。同日の香港メディアによると、林鄭長官は「新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第5波が抑制され、全市民強制検査が完了した後にあらためて中国本土との出入境再開を計画する」と言及。現在のウイルス流行状況は深刻で、感染者数は過去の数百倍となっているため、関連の対応能力をはるかに上回っていると指摘した。また目下のところ香港の新型コロナ対処は鍵を握るときであり、現在、航空フライト乗り入れ制限などの措置を取り消せば香港の公共健康システムに影響すると説明。林鄭長官は、新型コロナ第5波を抑制し全市民強制検査を完了した後、政府は本土と海外からの人々を受け入れると述べた。

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