特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は7月22日に記者会見を行い、新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)防疫措置の延長・強化を発表した。
同日の香港メディアによると、13日に発表されたマスク着用義務付けの追加措置として、23日から8月5日まで着用場所に屋内すべての公共の場と公共交通機関構内の乗り換えエリアを追加。違反者には罰金2000~5000ドルが科せられる。
中国本土、マカオ、台湾からの入境者に強制検疫を要求する「若干到港人士強制検疫規例」の有効期限を9月7日まで延長。外国からの入境者に強制検疫を要求する「外国地区到港人士強制検疫規例」の有効期限を12月31日まで延長。
ハイリスク地域に米国、カザフスタンを追加し、両国とバングラデシュ、インド、インドネシア、ネパール、パキスタン、フィリピン、南アフリカからの入境者は飛行機搭乗にあたり過去72時間以内のウイルス検査陰性結果証明と香港での14日以上のホテルの予約確認の提出が必要となる。
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