特区政府は6月30日、高齢者と障害者の公共交通機関運賃の優遇スキーム(2ドルで利用できる優遇)の資格年齢を60歳に引き下げると発表した。同日の香港メディアによると、政府は来年2月27日から公共交通機関を2ドルで利用できる優遇スキームの改善と乱用防止の措置を実施する。資格年齢を現在の65歳から60歳に引き下げ、新たに60~64歳の60万人余りが恩恵を受けることになる。2ドル優遇を利用するには同スキームのために発行される個人オクトパスカード「楽悠●」を申請しなければならず、8月2日から出生年齢別に段階的に申請が受け付けられる。【●=口へんに吉】
日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。