40年余りの歴史を持ち香港で少なくとも30%の飲食店に氷を供給している製氷工場の徳保雪粒が、屯門の公共住宅建設プロジェクトの範囲内にあるため用地を回収されることとなり注目を浴びている。7日付香港各紙によると、特区政府発展局は先ごろ、同工場は公共住宅開発のために撤去しなければならず、2025年に用地を回収すると発表。併せてメーカーにコンタクトして適切なサポートを提供すると述べた。製氷工場の代表と同エリアの影響を受ける住民は6日、政府本庁舎前で請願活動を行い、当局にできるだけ製氷工場がそのまま維持できるようにするか、移転先の模索と補助金を提供するか要求した。

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから。