特区政府は5月26日、早ければ7月末に公海クルージングを再開すると発表した。同日の香港メディアによると、特区政府商務及経済発展局の邱騰華・局長は7月末に公海クルージングを再開する見通しを明らかにしたが、8大防疫措置を満たすことが前提となると指摘。船員と乗客はともにワクチンを接種しなければならないことなどを挙げた。クルーズ船は香港を出港して香港住民を乗せて公海に出た後、そのまま引き返すこととなる。従来のクルージングサービスは香港を出発して台湾、日本、シンガポールなどに寄港していたが、現在の状況では不可能である。邱局長は「周辺地域の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況は依然不安定であるため、香港から公海に出て他の地域に寄港しなければ感染リスクを低減できる」と述べた。
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