新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行悪化によって公立病院は運営キャパシティーを超えている。2月15日の香港メディアによると、サムスイポの明愛医院では救急センターが満員となったことから、病院側は救急センターの隣の露天部分にテントを張り、多くの患者が露天ベッドに横たわって医師の診療または入院の順番を待っている。医師・看護師は露天環境で患者の世話をしなければならず、一部には患者の家族も露天の現場で付き添っている。さらに駐車場もすでに使用禁止にして作業要員がテントを張っているため、駐車場を臨時の病室として使用するもようだ。明愛医院では14日に292人が救急センターで受診し、内科病床の使用率は110%に達した。

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