特区政府食物環境衛生署は11月17日、イタリアと日本の一部地域からの家禽類輸入を暫定的に中止すると発表した。同日の香港メディアによると、国際獣疫事務局はイタリア・ラツィオ州ローマ県で病原性の高いH5N1鳥インフルエンザが流行していると通報、日本の農林水産省は兵庫県で病原性の高いH5鳥インフルエンザが流行していると通報した。食物安全中心はこれに対応し、ただちに業界に対して両地域からの家禽・家禽類製品(卵を含む)の輸入を暫定停止するよう指示した。政府統計処によると、香港では1~9月にイタリアから約770トンの冷蔵家禽と約7万7000個の家禽の卵を輸入、日本から約40トンの冷凍家禽と約2530トンの冷蔵家禽、約2億1028万個の家禽の卵を輸入した。

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