内縁の妻の娘を強姦した容疑で起訴された男の陪審員裁判が7月8日、高等法院で開かれた。同日付香港メディアによると、被告(42歳)は被害者(18歳)の母親の内縁の夫。2018年末に被害者の祖母宅で2人だけでいる時に処女を奪い、その後5カ月内に4度強姦した疑いがかけられている。被害者は12歳の時に実父を亡くし、しばらくは宿舎で生活していたが、16歳になったので母親の元へ帰ったところ、母親は2017年から交際し始めた被告と同居しており2人の間にはすでに女の赤ん坊が生まれていたそうだ。被告には3度の結婚歴があるものの、被害者の母親との仲は円満だったため、被害者は暴行されたことを母親に言い出せなかったと話している。その後、被害者は職場の上司に相談し、励まされて通報を決意したという。同日の裁判で、5件の強姦罪のうち2件が成立するとの判断で7人の陪審員は一致。被告は被害者をなぐった2件の暴行罪でも起訴されていて、同時に審理を進め、来月に判決が下されることになっている。

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