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香港―社会

出入境再開には高い接種率が必要

特区政府の主要高官、行政会議メンバー、立法会議員は3月22日、ワクチンの2回目の接種を行う。21日付香港各紙によると、政府の専門家顧問である香港中文大学呼吸器医学講座の許樹昌・教授は「市民が2回目の接種を受けなければ、これまでの努力が水の泡になる」と語ったほか、特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は「海外と出入境に関する議論を始めるためには、市民の接種率が高くなければならない」と述べた。許教授は免疫系を刺激してワクチンの防御効果を安定させるためには、最初の接種が必要であると指摘。「復必泰」ワクチンの例を挙げ、注射から7日後の防御率は85%だが、1週間後には52%にまで下がるという。また2019年の医院管理局のデータを引用し、65歳以上の人では毎日平均14人が心血管疾患、7人が急性脳梗塞で死亡していると述べ、「3高」の人であれば自然死の可能性は常にあり、ワクチン接種は死亡リスクを減らすためのものではないと強調した。

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