中国本土は来年1月に入境措置を緩和するが、香港市民がいつどのように検疫免除で本土に入境できるかについて当局からはまだ説明がない。12月29日付香港各紙によると、李家超・行政長官は28日に記者会見した際、市民が出入境再開の詳細に関心が高いことは理解していると強調。まさに再開する出入境管理所や人数などについて本土側と協議しており、当局はできる限り最多の人数枠を獲得するとの意向を示した。特区政府に近い消息筋は、出入境再開初期の香港から本土への入境枠は暫定的に1日3万人となり、その際はすべての出入境管理所が開放されるとの見込みを明らかにした。

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