立法会議員選挙の投票日まで1カ月を切り、新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行のため中国本土にいる香港市民が出入境管理所で投票する計画に進展が見られている。11月21日付香港各紙によると、林鄭月娥・行政長官は20日、本土にいる香港の登録選挙人に投票日に出入境管理所で投票させる措置について政制及内地事務局と本土当局が合意し、間もなく詳細を発表すると表明した。当局は投票日に香港の数カ所の出入境管理所に投票所を設置し、本土の香港市民が投票した後ただちに本土に戻ることとし、検疫は不要とすることを検討している。
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