生後4カ月の女性乳児が拡張性心筋病を患い緊急心臓移植が必要となり、12月17日に香港児童医院で移植手術に成功した。同日の香港メディアによると、移植された心臓は脳幹死亡した中国本土の幼児のもので、初の本土からの臓器移植手術となった。医院管理局、児童医院は同日、記者会見を行い詳細を説明。医院管理局連網服務総監の●耀▲氏は「今回の手術は香港で初めての最小の心臓移植手術で、本土と香港の多くの部門の協力とドナーの家族の好意によって手術が成功した」と述べ謝意を示した。生後4カ月の乳児に適合する新たな心臓を探すのは容易なことではく、特区政府がさまざまなルートに当たり、国家衛生健康委員会に連絡を取り、16日に本土の乳児が頭部に深刻な負傷を負って脳幹死亡となり、本土の医療チームがすぐさま香港児童医院に連絡したという。【●=登におおざと、▲=金へんに堅】

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