特区政府創新科技署は11月9日、日清食品有限公司のスマート生産ライン投資計画について、「再工業化資助計画」の認定プロジェクトとして承認した。承認額は上限額となる1500万香港ドル。日清食品のスマート生産ラインは、創新科技署が「再工業化資助計画」に認定するために必要な技術要件であるオートメーション、センサー、ロボティクス、リアルタイムデータ分析などの新技術を即席めん生産ラインの各所に採用した（2023年7月に完成予定）。同社グループは香港でマーケットリーダーのポジションを維持するため、生産効率、スペースの活用と生産の柔軟性を向上させる。政府が推進する「再工業化」は、香港経済成長モデルの多様化、香港における強力なハイエンド製造業の育成を目指している。2020年7月に創新科技署が設立した「再工業化資助計画」は企業投資を後押しすることが目的で、同社は制度開始２例目、食品業界では初となる「再工業化資助計画」の満額認可企業となった。
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