区議会議員選挙が１１月に行われるのに向けて選挙事務処は９月２５日、正式な選挙人登録状況をまとめた「選民登記冊」を発表した。
同日の香港メディアによると、地方選挙区の正式な選挙人登録総数は４１３万２９７７人で、初めて４００万人の大台に乗った。うち香港島は約６６万人、九龍西は約５４万人、九龍東は約６６万人、新界西は約１２１万人、新界東は約１０７万人となっている。登録者数は前回の区議会議員選挙が行われた２０１５年に比べて約４４万人増えた。
一方、職能別選挙枠（区議会第２枠を除く）の選挙人は２２万９７５０人、先に発表された「臨時選民登記冊」の人数に比べて約１万４０００人増えたのは主に登録取り消しリストに入った市民が選挙人の身分を回復したためと説明している。香港中文大学の蔡子強・講師は「現在社会は警察と政府に不満を持っており、親政府派陣営の選挙状況は影響を免れない」と述べたが、どのくらい影響を受けるかは若者の投票意欲によると解説した。
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