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香港―政治

区議会選挙に1104人が立候補

11月24日に行われる区議会議員選挙の立候補届け出が10月17日に締め切られた。

18日付香港各紙によると、立候補を届け出たのは1104人で、452の選挙区すべてに複数の立候補者が現れたため、区議会選挙としては初めて無投票当選となる選挙区がないこととなる。

民主派から立候補した香港衆志の黄之鋒・秘書長と立法会の朱凱迪・議員はそれぞれ選挙主任から質問を受け、2人に香港独立を支持しているかどうかの説明が求められた。特に黄氏は2回にわたり質問を受けている。2人を含む多くの民主派候補者は立候補届け出の最終日にプランBの候補者に届け出を提出させており、選挙主任が候補資格を認めない場合に備えている。選挙管理委員会は25日夜に選挙説明会を開催する。

朱氏は選挙主任からの香港独立に関する質問について「香港独立を主張できないことに同意する。香港独立を香港人の前途自決の選択肢にするこは支持しない」と答えたほか、革命に身を投じることについては「街頭で抗争を続けるのは基本法の枠組み内で行う革命」と述べた。黄氏も香港が中国の領土であることを認め、香港独立は主張せず、香港衆志は住民投票を行うつもりはないことなどを説明した。

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