ブルームバーグは先ごろ、李家超・行政長官が１１月にホテル隔離を撤廃する方向に傾いているが、特区政府医務衛生局の盧寵茂・局長が反対していると報じた。９月５日付香港各紙によると、盧局長は４日、公式ブログでブルームバーグの報道について「政府が新型コロナウイルス感染症（ＣＯＶＩＤ―１９）対策で内部分裂と矛盾があると読者に誤解させ、政府の抗疫施政に影響する」と批判。「政府問責高官の抗疫政策は一貫して目標が一致しており、中国本土と海外との出入境はゼロサムゲームではない」と説明した。さらにブルームバーグの報道には別の狙いがあるのではないかと指摘し、中国の抗疫戦略と新型コロナ感染者の死亡者数に触れている点でも「その目的は隠しきれない」と述べた。
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