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華南―経済

医療バウチャー、広州・東莞で適用

特区政府は8月28日、広州市南沙区にある中山大学付属第一医院南沙院区と東莞市の東莞東華医院が9月6日から「高齢者医療バウチャー大湾区試行プログラム」の運営を開始すると発表した。8月28日の香港メディアによると、これにより粤港澳大湾区の中国本土側都市で香港の高齢者医療バウチャーを利用できるサービス拠点が9カ所に拡大、そして昨年の施政報告(施政方針演説)で発表されたすべてのサービス拠点が全面的に稼働する。

医健通(eHealth)モバイルアプリの「越境健康記録」と「個人フォルダ」の新機能は、先に試行プログラムを開始していた中山大学付属第一医院と中山陳星海中西医結合医院にも拡張される。より一貫した医療サービスを受けるために、香港市民による電子健康記録のボーダーを越えた安全な使用を促進している。

​ 「行政長官の2023年施政報告」では、高齢者医療バウチャーの適用範囲を大湾区の適切な医療機関に拡大する「試行プログラム」を今年実施すると提案した。中山大学付属第一医院南沙院区と東莞東華医院が9月6日から関連措置を展開するのに伴い、香港大学深セン医院とその華為茘枝苑社区健康服務中心の1院2施設を合わせれば、大湾区には医療バウチャーを使用するサービス拠点が計9カ所となる。

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