特区政府衛生署は7月12日、粤港澳大湾区で高齢者医療バウチャーの利用可能なサービスポイントが18日から中山市の中山陳星海中西医結合医院にも拡大されると発表した。13日付香港各紙によると、18日からは香港大学深セン医院と華為茘枝苑社区健康サービスセンターの1病院2拠点、さらに6月末から始まった「高齢者医療バウチャー大湾区センター試行計画」の管轄下にある中山大学付属第一医院も対象となり、医療バウチャーを申請した香港の高齢者は4つのサービスポイントでバウチャーを使って外来医療費を支払うことができるようになる。18日から、高齢者は病院の一般診療科、内科、外科、健康診断センター、予防保健科、救急科、口腔科(歯科を含む)、未病治療科(漢方内科)、リハビリテーション科、マッサージ科、整形外科、婦人科、眼科の計13科の指定外来診療料の支払いにバウチャーを使用できるようになった。
高齢者医療券バウチャー制度および「高齢者医療バウチャー報酬パイロット制度」に基づく配偶者共有医療バウチャー制度は、中山陳星海中西医結合医院にも適用される。病院内の上記13診療科が提供する健康診断、疾病の予防、慢性疾患外来の経過観察などの特定の一次医療サービスを医療バウチャーを利用して受けた高齢者は、医療バウチャーの額を蓄積して特典が受けられる。
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