サムスイポの基隆街で50年余りの歴史を持つ茶餐庁「源発珈琲庁」が10月末で廃業すると発表した。10月3日の香港メディアによると、「源発珈琲庁」はフェースブックで、オーナーによる賃貸物件回収のため10月末で廃業する廃業を発表。1970年代の株式市場の暴落、97年のアジア金融危機、2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行、さらに19年の逃亡犯条例の改正反対デモや最近の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行といった難関を乗り越えて来たものの、最終的にオーナーの物件回収にはかなわなかったと説明。常連客に感謝し別れを告げた。
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