壱伝媒集団(ネクストメディア)創業者の黎智英(ジミー・ライ)氏が資金援助していた「我要攬炒」の関係者として香港警察はさらに2人の海外在住者を指名手配した。
8月13日付香港各紙によると、「我要攬炒」は積極的に外国政府に中国・香港に対する制裁を要求するため多くの海外メンバーが参加している。警察の国家安全処はさらに捜査を進めた結果、英国組織の創設者でネット上で「攬炒巴」と名乗る劉祖迪氏(26歳)、「セントラル占拠行動」発起人の朱耀明氏の子息で米国在住の朱牧民氏(42歳)を指名手配した。
劉氏は引き続きロビー活動を続け、各国に香港人文化事務所と民間会議を設立し「香港重光」の準備をするとネット上で表明。すでに168万米ドルの資金を集め、最近も米英豪政府に香港官僚の居住権取り消しを要求するなど引き続きロビー活動を行っているほか、各国の仲間に支援を呼びかけている。朱氏は12歳で米国に移住し、米国籍を持つ。昨年9月に海外の香港市民で組織する香港民主委員会を設立した。

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