香港税関は7月6日、香港域内で販売されているおもちゃのピストルが眼や顔を傷つける危険があるとして、市民に注意を呼び掛けている。同日付政府公報によると、当局が先ごろおもちゃのピストル数種の安全性を検査したところ、1種に問題点が発覚。付属の銃弾以外の物を装填して発射した場合、児童や別の人間の眼や顔を傷つける恐れがあるという。問題の製品はピストル、吸盤式銃弾、警察手帳とバッジ、手錠、無線がセットになっている子供用の玩具で、パッケージには「ターゲットポリスセット」「正義の5点セット」「あこがれの警察官になりきれるグッズがたくさん」と日本語で書かれている。当局では販売や陳列を禁じるとともに、市民に購入や使用を控えるよう呼び掛けている。(写真・政府新聞処)

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