台湾の移民署は１０月２５日、香港市民の李彬豪氏を居留目的に違反したとして強制出境させた。同日の香港メディアによると、移民署は李氏が台湾の私立探偵に委託して香港独立派学生組織「学生動源」の鍾翰林・召集人を尾行して撮影し、写真を『大公報』などの香港メディアに提供したと指摘。李氏は滞在条件と香港マカオ条例に違反したとして２５日朝に強制的に出境させられ、一定の期間は台湾への入境を認められないこととなった。台湾の内政部と大陸委員会は「盗撮は人権侵害に当たるため、台湾滞在中の香港市民がこれら行為をした場合は居留許可を取り消される」と警告した。
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