台湾の中央流行疫情指揮中心は9月9日、香港の新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)流行状況が緩和したことを受けて感染リスクを中低リスクに引き下げた。同日の香港メディアによると、特区政府は多くの周辺諸国とトラベルバブルの交渉を行っているが、台湾については言及していなかった。だが台湾側は感染リスク評価について香港を中低リスク地域、ベトナムを低リスク国家にそれぞれ引き下げ、ビジネス目的で短期的に台湾を訪れる香港市民の在宅隔離期間を現在の14日間から7日間に短縮すると発表した。現在、台湾が低リスクとみなしている国・地域は、ニュージーランド、マカオ、パラオ、フィジー、ブルネイ、タイ、モンゴル、ブータン、ラオス、カンボジア、スリランカ、ナウル、東ティモール、モーリシャス、ベトナム。中低リスクとみなしている国・地域はマレーシア、シンガポール、ミャンマー、香港となっている。
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