台湾からの報道によれば、恋人のタイ人男性に会いに台湾を訪れたタイ人女性(31)が殺害された事件で、台湾の警察は女性の姉を殺人容疑などで逮捕した。地元紙によれば、女性の遺体は台北市の北約30キロに位置する基隆市の大武崙で見つかったが、警察では、腕や脚の刺し傷からの出血と坂を転げ落ちたことによる衝撃で死亡したとみている。
女性の恋人で、台湾で働いている男性によれば、5月10日に女性から助けを求める電話があったが、途中で電話が切れたたため、こちらから電話したが、連絡が付かなかったという。男性は心配になって警察に連絡するとともに、友人2人とともに携帯電話の位置情報などから女性の居場所を突き止めたが、藪の中ですでに死亡していたとのことだ。
警察によれば、現場から女性の自転車で逃走した女を容疑者として逮捕したが、殺害された女性の姉だったという。容疑者は犯行を認めているというが、動機はまだ不明。(『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com)
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