台湾公式認定の嘉義県 農産物ブランド「嘉義優鮮」(CHIAYUM)はこの度正式に日本に進出し、「誠品生活日本橋」にて2025年3月8日から期間限定で展示販売を開始し、嘉義を代表する農産物を届ける。嘉義優鮮×誠品生活日本橋店の期間限定限量販売では、合計16品目が販売される。中には国際大会で受賞歴のある阿里山逸品コーヒー、台湾のオリジナル海鮮風味のドライフルーツカラスミ、厳しい品質管理をおこなっている百年の歴史を持つ無添加のピーナツペーストと生姜スライスのごま油和え、懐かしい味の台湾サツマイモケーキ、青梅干し、天然ドライフルーツ、野菜チップスなどが含まれる。今回の展示販売では、「嘉義優鮮」がお届けする正統派台湾グルメが購入可能だ。
販売開始を記念し、3月9日には嘉義県の翁章梁県長が自ら来日し開幕イベントに登壇。日本のコーヒー職人とともに阿里山の絶品コーヒーを振る舞ったほか、日本のグルメインフルエンサーらと共に嘉義優鮮の精選食材を使い、台日共同創作料理体験を行ったとともに、会場の来場者らと嘉義独特のグルメと食材の魅力を分かち合った。翁章梁県長は阿里山逸品コーヒーの独特な風味について「一杯のコーヒーのおいしさの6割は産地、3割は焙煎、1割は淹れ方により左右されます。嘉義のコーヒーは阿里山山脈で栽培され、昼夜の温度差が激しいため、コーヒーの実はゆっくりと成長して豊かな風味を蓄え、柔らかな口当たりが特徴です」と説明。
また「嘉義優鮮の誠品生活日本橋への進出は嘉義県の農産物を初めて日本市場で販売しただけでなく、台湾農産物のブランド化、高級化を象徴する重要なマイルストーンだ。誠品の高級品選択プラットフォームを通じて、日本の消費者の皆様に台湾嘉義の高品質な農業特産品をよく知っていただき、嘉義農業の国際化をさらに推進したい」と述べた。

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