ワイズコンサルティング グループは台湾機械業界専門誌「ワイズ機械業界ジャーナル」の2022年7月第2週号を発行した。今週号では、医療器材業界、エネルギー業界、CNC工作機械大手メーカーの亜崴機電(AWEAメカトロニック)、機械設備業界の動向をご紹介。工業技術研究院(工研院、ITRI)産業科技国際策略発展所の研究経理で台湾電池協会(TBA)秘書長でもある呂学隆氏によれば、世界各国のエネルギー政策の転換に伴い、無線の家電やデバイス、電気自動車(EV)などの開発が急速に進み、電池需要が高まっている。呂氏によると、電池セルの製造、電池モジュールの組み立ても台湾メーカーの強みで、コードレス・ハンドヘルド掃除機の10台に1台、ブルートゥース対応ウエアラブル(装着型)端末の100台に8台に台湾製電池セルが採用されている。また、台湾メーカーのEV用電池モジュール市場シェアは世界上位3位に入る。台湾メーカーは世界のサプライチェーンの中で不可欠な役割を果たせるよう、自社の強みと既存の基盤を生かして様々な用途開拓に挑戦すべきだという。

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