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香港―政治

国安処、支連会7人逮捕し資産凍結

香港市民支援愛国民主運動連合会(支連会)は9月9日、李卓人・主席らが起訴されたと発表した。同日の香港メディアによると、支連会が警務処から受け取った通知には、律政司が支連会の李主席、何俊仁・副主席、鄒幸●・副主席、それに支連会を「国家政権転覆扇動罪」で正式に起訴したと書かれていた。さらに鄒副主席、常務委員の梁錦威氏、徐漢光氏、▲岳君氏、陳多偉氏を国家安全処の要求する資料を提供していないことで起訴。各人とも10日に西九龍法院(地裁)で公判が行われる。警務処国家安全処は9日夜、公告を出し、8~9日に香港各地で法執行の行動を取り、男性6人、女性1人の計7人(年齢36~71歳)を逮捕したと発表。逮捕者はいずれも支連会の常務委員会メンバーで香港版国家安全法に関連した容疑となっている。また国安処は9日、令状を持って支連会の旺角と葵涌にある事務所と倉庫の家宅捜索を行い、書類、パソコン、宣伝物品などを押収。同時に支連会の約220万ドルの資産を凍結した。【●=丹にさんづくり、▲=登におおざと】

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