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香港―政治

国家安全展示館が無料でオープン

香港特区国家安全委員会が主催する「国家安全展示館」が8月7日に正式オープンし、6日にはメディア内覧会が開催された。同日の香港メディアによると、記者が現地で見たところ展示ホールには月の土を含む46の物理的な物体が同時に展示されており、その内容は中国の現代史、国家安全保障の概念、国家全般を網羅している。展示ホールは無料で一般公開され、施設は無料で一般公開ガイドツアーサービスに参加できるが、最初の2週間は満員となった。

国家安全展示館は、尖沙咀の香港歴史博物館の2階にあり、香港初の常設国家安全展示館であり、面積は 1100 平方メートルを超える。展示エリアには 21個の模型、40本のビデオ、1275点の写真、46点の実物が展示されている。展示品には中国の宇宙チームが入手した月の土や、高さ6メートルの長征 5B ロケットの模型が含まれており、中国の現代史を紹介。列強による中国侵略、日本の中国侵略、新中国の建国、国歌や国旗、中国共産党の歴史、国家安全保障の概念なども紹介する。展示エリアには、2019 年の社会運動中に警察が使用した装備も展示されている。

展示ホールは「国家安全保障、香港、家と人々の安全」、一国二制度や国家安全保障などの問題を紹介する「祖国と香港」などの6つのエリアに分かれている。国家安全保障の全体的な概念を紹介する「安全保障はあなたと密接に関係している」「国家安全法制は長期的な平和と安全を促進」「国家安全保障、繁栄、安定の礎」で香港に関連する国家安全保障法を紹介します。香港に対する国の支援、そして「国家安全保障を共に」と題するインタラクティブゲームもある。

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