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香港―政治

国家安全法違反の被告第1号に有罪

香港版国家安全法違反で起訴された初の被告である唐英傑氏(24歳)に有罪判決が下された。7月28日付香港各紙によると、陪審員を設けない15日間の審理が27日に完了し、唐被告に対して国家分裂とテロ活動を扇動した2つの罪で有罪判決が下された。唐被告は昨年7月1日、「光復香港 時代革命」とのスローガンが中国語と英語で書かれた旗を掲げてバイクで警察の規制線を越えて警官隊の中に突っ込んで、国家分裂とテロ活動を扇動した罪で起訴された。香港版国家安全法の指定裁判官である杜麗氷氏ら3人は判決文の中で「光復香港 時代革命」の8文字には「香港を中国から分離する」との意味があり「香港独立」の意思を含んでいると説明し、「被告は故意に公衆に向けて8文字の旗を示したことは他人に国家分裂を扇動する意図がある」と指摘した。さらに公然と警察の指示に背いて規制線を突破して3人の警官をひき倒したことは法治と警察への挑戦であり、法を守る市民に恐怖をもたらしたと述べた。

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