新型コロナウイルス肺炎(COVID―19)感染者が再び急増したことを受け、特区政府食物及衛生局の陳肇始・局長は7月9日、新たな防疫措置を発表した。同日の香港メディアによると、陳局長は「最近の感染ケースが示しているのはマスクをしない活動がハイリスクをもたらしているため、社交距離に関する措置を引き締め、土曜日(11日)午前零時から発効、期限は24日」と発表。飲食店と一部の施設に対して顧客数は通常の定員の60%を超えてはならず、1卓8人以下、バーと居酒屋は1卓4人以下に制限する。フィットネスセンター、パーティールーム、カラオケでは1施設または1部屋の利用者数を現在の16人から8人に引き締める。ナイトクラブとパブでは顧客数は座席量の60%を超えてはならず、1卓の人数は現在の8人から4人に減少。映画館と劇場では飲食は不可とする。
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