投資推広署(インベスト香港)は1月24日、昨年の新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行第3~4波の下で在港域外企業の数は過去最高に達したと発表した。25日付香港各紙によると、インベスト香港は昨年、世界42経済体からの投資プロジェクト333件を完了。プロジェクト数は前年比5%増で、香港で3000人余りの雇用を創出した。在港域外企業の登記数は計9049社で、うち約1500社が香港に地域本部を設置している。特に国際飲食企業グループが賃貸料の下落を機に香港投資に関心を示しており、ゼロコロナ政策や香港版国家安全法によって撤退などの顕著な影響はもたらされていないとの見方を示した。香港での投資プロジェクトが最も多かったのは中国本土で、続いて米国、英国、シンガポール、ドイツとなっている。政府統計処が先に発表した昨年6月1日現在の統計では、香港に地域本部を設置している米国系企業は約10%減の254社で過去18年最少、日系企業は7%減の210社となった。
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