香港と中国本土の政治・経済・社会ニュースを日本語で速報します
香港―政治

在米中国大使館に黎智英氏の釈放要求

春節(旧正月)と北京冬季オリンピック開催に際して米国が再び不穏な動きを見せている。2月3日付香港各紙によると、旧暦大みそかに当たる1月31日、在米国中国大使館のビルの外壁にレーザー光線で黎智英(ジミー・ライ)氏と『りんご日報』の幹部7人の釈放要求と冬季オリンピックを揶揄する文字が投影された。米国在住で「香港自由委員会」メンバーである王丹氏はこれを彼らの仕業であることを認め、「北京で冬季オリンピックが開催されるのに合わせ、世界の人々に香港の現況に注目するよう呼びかける」と述べた。ワシントン、ニューヨークのほか、英ロンドンでもレーザー光線照射が行われ、文字のほかに黎氏の肖像とビルの2階まで届く雨傘のシンボルマークが投影された。香港自由委員会メンバーで壱伝媒の元社外取締役であるマーク・クリフォード氏がツイッターで写真を掲載した。これによって黎氏と米国政府の尋常でない関係がより鮮明となった。

今なら無料 日刊香港ポストの購読はこちらから
香港メールニュースのご登録

日刊香港ポストは月曜から金曜まで配信しています。ウェブ版に掲載されないニュースも掲載しています。時差ゼロで香港や中国各地の現地ニュースをくまなくチェックできます。購読は無料です。登録はこちらから