タイではインターネットの普及に伴いネット販売の利用者が増加し、これに伴いネット販売絡みの詐欺などの不正の増加も報告されている。これについてプラサート副首相兼デジタル経済社会相は９月23日、政府は法律を強化することでネット販売関連の犯罪を減らし、ネット販売で商品を購入する消費者を手厚く保護することを考えていると明らかにした。ネット販売関連の犯罪の増加に関しては、ウティポン上院議員が国の経済安全保障に深刻なダメージを与えているため対策が必要との動議を議会に提出している。
プラサート大臣によれば、オンライン販売に絡む犯罪は50万件を超えるとされているものの、警察が動き出したケースは６万件ほどにとどまっているとのことだ。（『バンコク週報』より。https://bangkokshuho.com）
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