気温が高く蒸し暑い夏本番、香港は蚊の繁殖シーズンが続いている。また、夏休みに海外旅行する市民も多いが、渡航先で蚊に刺されないような対策も必要だろう。香港特区政府衛生防護中心(CHP)は7月24日、デング熱やチクングニア熱(CF)など蚊が媒介する感染症について最新の感染状況を発表した。政府公報によると、デング熱の新規感染者は7月17~23日までに1人確認された。患者は潜伏期間中にモルディブに渡航歴があることが分かっている。今年はこれまでに累計26人のデング熱感染が確認されたが、24人が輸入症例(香港域外での感染)で、香港域内感染は2人だけだ。ちなみに2025年は計59人で、すべて輸入症例だった。24年は計161人で、うち156人は輸入症例、5人は香港域内感染だったという。
一方、7月17~23日はチクングニア熱の新規感染者は確認されなかった。今年の感染者はこれまでに累計2人でいずれも輸入症例だ。25年の感染者は累計82人、そのうち11人が香港域内感染となっている。CHPは蚊の予防と駆除の取り組みは極めて重要だと指摘。蚊に刺されないよう虫除けを使ったり、自宅周囲では水たまりをなくすなど環境衛生を維持することが必要だと呼び掛けている。また旅行予定なら、出発前に渡航先の感染症流行状況などの確認を心掛けたい。
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