中共中央香港マカオ事務弁公室および国務院香港マカオ事務弁公室の夏宝龍・主任が6月18日午後、専用車で深セン湾口岸から香港に到着し、5日間の視察・調査を開始するとともに、21日に行われる「香港版国家安全法」公布・施行5周年フォーラムに出席する。18~19日付香港各紙によると、夏主任は18日夜、特区政府本庁舎を訪れ、李家超・行政長官および特区政府の高官らと会談・協議した。
夏主任は「李長官が香港特区統治チームを率いて習近平・国家主席の重要な指示を貫徹し、責任を負い、前進し、国家の主権、安全、発展の利益を断固として守り、愛国者による香港統治の原則を堅持し、経済、発展、民生を重視し、各方面で積極的に前進している」と称賛した。夏主任は19日、政府本庁舎にて香港の補助金を受けている8大学の学長と非公開で協議を行い、夕方には啓徳を視察する。
李長官は17日の記者会見で、夏主任が北部都会区を非常に重視していると指摘した。過去に香港を研究目的で訪れた際、いずれもこのプロジェクトを視察。例えば、2023年には蓮塘香園囲を訪れ、北部都会区の開発状況を視察した。また今年2月には河套を訪れ、河套深港科技術創新合作区の香港園区を視察し、関係者の報告を聞いた。今回の夏氏の香港訪問の主な目的は「香港版国家安全法」公布・施行5周年フォーラムへの出席であり、同氏が「香港版国家安全法」の施行を非常に重視していることが伺える。「夏主任は安全保障と発展の両方を重視している。今回の香港訪問もこの2つの側面について調査・研究を行うものと確信している」と李長官は述べた。
全国香港マカオ研究会の劉兆佳・顧問は、中央香港マカオ事務弁公室の設立当時、同弁公室は調査研究を強化すると明確に表明していたと指摘。夏主任の香港訪問は、この調査研究強化の方針を実行するためのものだという。劉氏は、夏主任が今回の訪問で香港の統治と発展、そして特区政府の活動について把握することが狙いとみている。それには横琴、前海、南沙、河套、北部都会区といったプラットフォームをいかに活用して国家の発展への融合を加速させるか、香港がいかに国際金融・海運・貿易センター、国際的な人材集積地を構築できるかなどが含まれていると指摘した。
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