フィリピンとインドネシアの新型コロナウイルス感染症(COVID―19)流行状況が深刻であることから、香港では両国からフライト乗り入れを停止しており、外国人家政婦の供給がひっ迫している。8月7日付香港各紙によると、特区政府がこの状況に対応し、9日から新たな入境防疫措置を実施する。現在、フィリピンとインドネシアに滞在している外国人家政婦で、香港を離れる前にすでに香港でワクチン接種を完了した者は新措置に基づき来港して就業することが可能となる。新措置では高リスク地域の香港市民がワクチン接種を完了していれば香港に戻ることを認めるが、高リスク地域に属するフィリピンとインドネシアの外国人家政婦は香港でワクチン接種を完了した者だけに入境を認める。さらにフライト搭乗前の72時間以内に行ったウイルス検査の陰性結果証明が必要で、指定検疫ホテルで21日以上の検疫が必要となる。
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