フィリピンとインドネシアは香港の主な外国人家政婦の供給地だが、両国から新型コロナウイルス感染症(COVID―19)感染者の流入ケースが現れたことからフライト乗り入れを禁止し、現在は両国から外国人家政婦が来港できない状態となっている。7月12日付香港各紙によると、香港雇傭代理協会はすでに6000人の外国人家政婦が来港できなくなっているとみている。現在は香港域内で契約満了となった外国人家政婦を探すしかないため、供給より需要が高いことから募集時の給与水準は最低給与より高くなり、少なくとも5000ドルは必要となる。新型コロナ感染者の流入によりフィリピンからの旅客機乗り入れは5月1日から禁止、インドネシアからの旅客機乗り入れは6月25日から禁止されている。
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