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香港―経済

外国人家政婦の最低賃金据え置き

特区政府は9月29日、外国人家政婦の最低賃金の据え置きを発表した。同日付政府公報によると、現行の月額最低賃金4630ドルを維持する。また、雇用主は家政婦に対し無料で食事を提供するか、もしくは別途食費を支給する義務があるが、その食費手当の最低基準も月額1121ドルのまま変わらない。前回最低賃金の据え置きがあったのは2010年で、それ以来10年ぶりのことだ。政府スポークスマンによると、当局は定期的に外国人家政婦の最低賃金について検討しており、今年も規定に基づき検討を行った。過去1年の香港経済と労働市場の状況および新型コロナウイルスの影響も含めた短期的な経済の見通し、雇用主の負担能力と外国人家政婦の生計を考慮した結果、現状維持を決めたという。

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